2017.07.15

2017 パティシエ研修旅行記 in FUKUOKA 【4班後編】

それでは、研修2日目は朝からスタートです。

カタシマNEWS

天気も晴れていて、気持ち良く出発できました。まずは1件目は、朝ごはんを兼ねてのパン屋さんの訪問です。

地元に長年の愛されている老舗のパン屋さんブーランジェリーレストに来店です。

店内には喫茶スペースがあり、こちらでいただきました。

菓子パンをはじめ、デニッシュパン、ハード系、ドイツパンのカイザーセンメル、またこちらのパンを利用したサンドウィッチ、カイザサンドや、カンパーニュのパンの上にハムとベシャメルソースさらにその上には、食欲を掻き立てられるあぶりチーズ がのったクロックムッシュ、どれも食べたいものばかり、ひとつに決めれずに、ついつい手に持ってるトングがおいしそうなパンに伸びてしまいました。

小谷「商品の見せ方がとても上手だなという印象を受けました。かごに入れて並べて提供しているのもあれば、鉄板に並べて提供していたり、かごの中にもさっと盛った状態で出していたりと、パターンがいろいろあり、いろんなものに目移りして、ついついいろいろ取ってしまいそうになりそうだなと感じました。」

 


山口「 プライスカードには「人気のパン」「NEW」「期間限定」などと書かれた切り取りがつけられていて、プライスカードを見るだけでそうしたちょっとした情報を得ることができるのがいいなと思いました。」

研修1日目の日本茶専門店バー「万」のおごそかな感じとは異なり。こちらのパン屋さんは、肩の力を抜いて、楽しく会話しながら、パンを美味しく頂きました。他のお店では、そのお店でしか得られない特別感を味わえましたが、こちらのお店では、いい意味で日常感をえられました。

さて朝ごはんもしっかりと食べれたので、元気よく2件目にいてきまーす。

オーフィルドゥルージュ

こちらのお店には、レストからオーフィルドゥルージュまで徒歩で移動したのですが、大通りから外れて、住宅の中を進んで行きました。進むにつれてお店も、すれ違う人もほとんどいなくなり、古民家が建ち並ぶ通りに出てきました。
「こんな場所にケーキ屋さんが?」と不安に感じつつ、ケータイのナビを信じ進んでいきました。
少し人通りのある開けた場所にでると、まもなくオーフィルドゥルージュが見えました。かんそな場所にあるお店は、少し

 

手狭に感じました。

班のみんなが6人入っただけで動きずらさを感じる店内でした。
しかし今までの不満を打ち消すくらいケーキが奇麗でした。
1種類のケーキを何列も置かず、1種類1列で綺麗に向きもそろっていて、1つ1つ展示してあるような感じがしました。

ショーケースの底が黒色だったため、丸いムースのケーキは黒色のトレーが使ってあり、よりケーキの色が映えていて綺麗でした。

山口「このお店に入ってまず、第一に思ったのはスタッフさんの印象がいいなということです。店内が割と小さ目で、班全員6人で行ったため他のお客様の邪魔にならないように端のほうにいたのですが「お伺いしましょうか」と優しい雰囲気で声をかけてくださいました。どのスタッフさんも笑顔で接客されていたのがすごく印象的でした。」

水光「団体で入店したのにひとりずつに声をかけてくださったことです。例えばご家族でご来店されてあちらの団体は1組だから1人で応対できるだろう、と思っていてもお母さんとおばあちゃんで別口でご注文されるときもあるので、例え数人でご来店されてもお一人お一人に目を配り、お声がけをし、丁寧な応対が出来るようにしていきたいです。」

 

ジャック

外観も、店内も白を基調にした、スッキリとしたデザインのお店でカフェスペースは、天井も高く、開放的な気分でくつろいでケーキをいただけました。
こちらのお店では、クレームシトロンをいただいたのですが、とても美味しかったです。

班の人達が注文したケーキを分けて食べたのですが、どれも素直に美味しいと感じました。
東京などの有名店などとも、引けを取らないものを感じました。

 

小谷「ケーキの種類もとても多くて、入った瞬間色とりどりのケーキがお出迎えしてくれて、まるで宝石のようにきれいに並べられた商品を見て言葉を失うほど感動しました。」

こちらのお店のジャックという名前は、本場フランスのアルザスにある名店(ジャック)から日本で唯一のれんわけしてもらったお店です。
フランスのジャックは、伝統菓子や古典菓子など大事に受け継がれているお店だそうです。
そんな古典菓子や伝統菓子を守り続けるスタイルの本家から屋号だけでなく色々な物を受け継いだ大塚シェフの姿勢などがケーキの美味しさに繋がっているのかなと思いました。

このお店の事をもう少し知るためにも、また訪問したいお店になりました。

 

 

アイボリッシュ

こちらのお店は、フレンチトースト専門店で、福岡本店をはじめ、東京の渋谷にもお店があり、テレビ、メディアにも取り上げられている人気店だそうです。
フレンチトーストのメニューは、ミール(食事)タイプとスゥーツタイプに分かれており、みんなで色んなモノを頼みました。

スィーツタイプは、フレンチトーストが見えないほど色鮮やかなフルーツがのったものや、カタシマのダッチベイビーでも使用しているミニフライパンに盛り付けられたフルーツオムレットは、カットしてみると、ふんだんにドライフルーツがちりばめており、食べる前にまず、視覚で美味しさを感じられる断面は、テンションが上がりそうなフレンチトーストでした。

またミールタイプは、大胆にカットされたフレンチトーストの断面はしっかりとした焼き目がついており、そこにトロッとした半熟卵やこぼれんばかりのミンチカレーが盛り付けられ、さらにその上にとろけたチーズがのり表面を香ばしく炙ってあり、食欲をかきたてられました。
厚切りベーコンやマッシュポテトがのったものもあり、ミールタイプも視覚にうったえかける様な盛り付けでした。

水光「フルーツオムレットはダッチベイビーに入ってアツアツの状態で着ました。パイナップルなどのフルーツや食用花などが飾られていて色鮮やかで美味しかったです。」

山口「お店の前にはおすすめのメニューがかかれたブラックボードがあり、お店に入る前からどんなメニューがあるのか知ることができて、このお店を初めて訪れる方などにも分かりやすいなと思いました。また、お店の外や入ってすぐのところにメニューの折り込みがあるのもいいなと思いました。」

小谷「店内はカジュアルな感じで、私たちが入ってからちらほら若い方が入店されていました。今流行りの“インスタ映え”するようなステッカーやそれこそ商品も鮮やかでおいしかったです。」


外国のニュースペーパー風のデザインメニューは、気軽に持ち帰ることでき、その中のフレンチトーストの写真もとてもお洒落でした。おいしさプラス提供された時のインパクトや感動があることで、お客さんは、インスタやフェイスブックなどでSNSを利用してもらい、新しい形の口コミが生まれていく流行りの形を取り入れているお店だと思いました。

 

 

パティスリージョルジュマルソー

こちらのお店は、3年前にリニューアルオープンしたお店であって、外観、内装デザインなど、とてもオシャレでした。外観は、白を基調した清潔感のある外壁に大小様々な格子枠が積み木調に全体に張り巡らされており、幾何学模様と遊び心がマッチした素敵なデザインでした。
店内には入ると、いたるところに、木目調デザインと木材が使用されていて温かみが感じられる内装で、また木の質感を活かしつつ外観のデザインと同じ積み木調の土台でできたショーケースは、とてもケーキが映えて見えました。もちろんお店のデザインだけではなく、ケーキも美味しかったです。

特にこちらのお店のスペシャテェのチーズケーキフォンデュは、筒状の形のシュクレからあふれんばかりのスフレチーズがのっており、さらに上部はキャラメリゼした焦げ目は美味しそうでした。食べてみるといい意味で見た目に反してあっさりしておりスプーンが進みました。


小谷「九州の厳選されたフルーツを使われていて、季節に応じてフルーツを使っている商品が多くみられました。」

山口「店内は焼き菓子が並べられている台や喫茶の椅子や机、床などが木でできていて、木のぬくもりが感じられました。喫茶のカウンター席は外の景色を見ながら食べられるようになっていていいなと思いました。」

パンストック 

やはり人気店だけあって、平日にもかかわらず駐車場には、警備員さんが車の誘導をしていました。
他府県ナンバーの車も見られ、郊外からも利用される方もあるみたいです。

こちらのパンは、円卓上に広がるテーブルの上にひらずみした形でパンたちがおかれていました。様々な生地の種類が違うパンが置かれていて、ほとんどのパンの前に試食用にカットされたパンがおかれていました。試食用パンは、所々のパン屋さんで見られるのですが、ここまで、様々なパンの試食を食べられるお店は、はじめてでした。

普段、見た目でさけてしまうパンも、試食してわかりやすくなるので、とてもいいことだと思いました。

また、パンストックのスペシャリティ「明太フランス」¥320円は、納得いく美味しさでした本格派バケットと本場福岡の明太子の組み合わせはやみつきになりそうな美味しさでした。

山口「お店の方は、焼きあがったパンでしたり、明太フランスはレジ裏で販売していることを皆さんに聞こえるように大きな声で言われていて、活気があるなと感じました。」

水光「プライスカードはひとつひとつ手書きで、パンの説明やスタッフさんの一言コメントなどが書かれていたり、至る所にパンの試食も置いてあり、分かりやすく楽しく見ることが出来ました。パンの陳列方法も木の台にパンを直置きされていてなぜか分かりませんがより美味しそうに見えました。」

以上で研修は終了しました。
お付き合いありがとうございました。

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