レストラン ラ・リビエール

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シェフのヨーロッパ研修紀行 ~ボルドー①~

お待たせしました。三ヶ月に及ぶヨーロッパ研修の様子を少しずつですがアップしていきます。
ではまず第一回目はフランス・ボルドーからまいります。

皆さんは「ボルドー」という地名を聞いて最初に何を思い浮かべますか?
きっとワインを思い浮かべる方が多いと思います。そう、フランスと言えばワインの国。中でもボルドーはブルゴーニュと並ぶ二大産地です。しかも、ボルドーは高級ワインの産地で、世界中のワイン愛好家の憧れの地でもあります。

今回の研修では、リビエールの直輸入ワインでいつもお世話になっている、ボルドーのワイン商「トロント・トロワ」の佐納さん、川添さんにシャトー巡りの手配、アレンジをしていただき、一般では入れないシャトーも訪れることができました。(どこかは、まだ内緒!)
春にリビエールスタッフも佐納さんと川添さんにお世話になり、ジロンド川右岸のサンテミリオン、ポムロールのシャトーを訪れましたが、今回私達はジロンド川左岸のシャトーを巡りました。
ジロンド川左岸は特にメドック地区をはじめ、高級ワインを造り出す豪奢なシャトーが集中しています。
ワインも右岸のメルロー主体に対し、左岸はカベルネ・ソーヴィニヨン主体の骨格がしっかりとした、長熟のものが中心になります。

さてさて、トロント・トロワのお二人と私は約一年ぶりの再会です。よろしくお願いします!


【シャトー巡り①】 シャトー・パルメ (ボルドー メドック格付け3級)
 1級シャトーの「シャトー・マルゴー」に隣接する45haの小規模な畑から造られるワインは近年、2級格付けワインより高値で取引されているほど実力は1級並み。

最初の訪問シャトーはマルゴー村の「シャトー・パルメ」です。手入れの行き届いた畑には、葡萄の品種ごとに丁寧に区画され、畑の土壌に合わせて最適な品種が栽培されています。
パルメは左岸のシャトーながら、メルロー種の比率が高いパルメのワインは、滑らかでリッチな味わいが特徴です。

   
   
葡萄の畑の横には、薔薇の花が必ず植えられています。薔薇は葡萄よりも先に害虫がついてしまうため、葡萄の木の害虫駆除を目的に、昔から植えられているんです。

ここの醸造所は昨年の夏にリニューアルしたばかりで、最新の設備と確かな技術でワインが造られています。ステンレス製の巨大なタンクがいくつも並んでいて、圧倒されました。
 
熟成スペースは専用のエアコンが完備され、温度と湿度の管理が徹底されています。
ひとつひとつ、細かいところまで気を配り、美味しいワインが出来上がるんですね。
 

また、このシャトーの正面上には、オランダ、フランス、イギリスの国旗が掲げられています。これはシャトーの歴代オーナーの出身地を表しているそうです。


試飲は、シャトー・パルメ 2004年、2012年、セカンドワインのアルタ・エゴ 2008年、2012年でした。
 
ちなみに、シャトー・パルメも、セカンドのアルタ・エゴも、同じ葡萄、同じ工程、同じ樽で造っているんです。
パルメでは、メートル・ド・シェを中心に5人でテイスティングをして、出来の良いワインをパルメ(60%)、良くないものをセカンド(40%)、と分けていきます。しかも、その決定方法は、テイスティングする5人の感覚で!と、いうことは、「シャトー・パルメ」が出来の良いヴィンテージの「アルタ・エゴ」は、通常の「シャトー・パルメ」と同じくらい良い!というこでお得なんですよ~。
皆さんも、今度機会があったら、パルメとアルタ・エゴを試してみて下さい!
 
では、第二話へ続く・・・
お楽しみに~♫